整体院がエキテンを使ってはいけない3つの理由。
整体院やマッサージ店などを営んでいる方々の中でも、集客系ポータルサイトとしての地位をしっかりと築いてきたエキテン。
しかし、2020年の今になってから整体院やカイロプラクティック店・アロママッサージ店などのリラクゼーション系の店舗がエキテンを利用して数客するというのは現実的ではなくむしろデメリットさえあるような場面も出てきてしまっています。
飲食店や雑貨店など業界の方であればむしろエキテンを存分に使いこなす事を推奨するのですが上記のような整骨院などの業種についてはそうではないので、その理由などを見ていきたいと思います。
登録店舗数が多すぎて埋没してしまう
現在、全国の整体院数は約13万6千件でコンビニエンスストアーの約5万5千件とくらべて2.5倍近い数の整体院などがあるといいます。
そもそもの数が多すぎる供給過多の状態であるのです。
そのような状態ですので、エキテンの中にもものすごい数の整体院などの店舗が登録をしており顧客の争奪戦を繰り広げております。
そんなところに、新規でオープンした店舗が登録したところで目立つことはできず既存の登録店舗の広告の中に埋没してしまいほとんど広告効果を感じる事はできないような状態になってしまっているのです。
これがまず一つ目の理由。
口コミ内容に対する審査が厳しすぎる
エキテンには登録店舗に対してユーザーの方々が口コミを投稿できる機能が装備されています。
それ自体は問題ないのですが、その投稿された口コミに対するエキテン側の審査の方法が整体院などの事業形態の場合あまり良い方向に機能しない場合があるのです。
口コミに対してユーザーが期待することは
- その店を利用するメリットは?
- その店を利用するデメリットは?
といった部分を実際に利用した人たちの生の声を聴くことによって行く前に判断できる点だと思います。
整体院など施術者の技術の工程などによって受けられるサービスの質に大きな違いが出てしまう業種の場合は徳のこの口コミを参考にしてどの店舗に行くべきかの決定を行うユーザーは非常に多いことでしょう。
その参考にする口コミの内容は星が1つしかつけられていないような低評価も重要な役割を担っています。
しかし、エキテンの口コミ機能はあまりにも低レベルな評価を付けた口コミ投稿に対して非常に厳しい審査がなされて実際の口コミとして投稿されないこと亜非常に多いという印象が有ります。
その点を批判するブログなども多く書かれていますよね。
ですが、この口コミの審査方法は現状であまりにも低い評価が付けられることで恩恵を受けることがほぼ無い、むしろ言いがかりのようなことを書かれてほとほと困ってしまっているような業種(外食産業・その他サービス産業)にとっては非常に都合が良い審査方法となっています。
つまり、エキテンの口コミの審査基準は整骨院などにとってはあまり良い審査基準となってはいないがその他の業種にとっては非常に有用な審査基準となっているという事です。
エキテンには登録できる業種が整骨院など以外にも数多くありますので、全体の設定を整骨院に合わせてなどいられないというのが本音ではないのかと思われます。
ですので、整骨院の広告塔としてエキテンの口コミはあまり機能しない代物となっていますからわざわざ今時期からエキテンを選んで広告を出す必要もあまりないのではないかと思われます。
(無料登録で放置とかであればいいかもしれませんがね。)
〇〇院コンサルタントが儲かるだけですから。
さて最後になった三つ目の理由は、エキテンさん自体に問題があるという話ではありません。
上記の2つの理由はエキテン側の問題といえなくもないですが、無料で使わせてもらう分にはデメリットもそこまで大きなものとはいえずサブ広告として使う分には十分「やったほうが良いかも」といえる内容です。
しかし、この最後のやつは見過ごせません。
最初のほうにも書きましたが整体院・整骨院などは今やコンビニの2.5倍近い全国店舗数が有り飽和状態になってしまっています。
そんな状況なので集客がうまくいかず経営が苦しく、藁をもつかむ思いでコンサルタント会社などにお金を払ってエキテンの上手な利用方法を教えてもらおうとしてしまう方がいらっしゃいます。
これが最悪です。
上の2つの理由のうちでも1つ目のほうの理由が大きいですが、そもそもがエキテン内の整骨院接骨院などの集客広告数が多すぎてこれから新規参入して結果を出すことなどほとんど不可能に近い状態になっています。
どんなに優秀なコンサルが付こうと、相当恵まれた条件のお店でなければ無理でしょうしコンビニの2.5倍もの全国店舗数があるという現状でそんな好立地なお店があるとも思えません。
エキテンを使わないほうがいい理由というよりは、エキテン広告のコンサル料はドブにお金を捨てるのと同じことといったほうが良いかもしれません。
HP自作できるくらいのWEB知識は必須項目です。
さてここまでお読みいただいた方々はきっとこう思う事でしょう。
「じゃあどうやって集客すればいいんだよ!」
その答えは〇〇だ!っとズバッといえることではありません。
地道に地域の人やお客さんに口コミを広めてもらったり、古典的な方法の広告が当たる場合もあるでしょう。
ただ確実に言えることは自前でホームページをつくれるくらいのWEB知識は必須だという事です。
「WEB最強!」
とは言いませんが、レッドオーシャン化している業界にいる以上は迅速に自店の情報を発信できるWEBの知識は持っていないと他店に太刀打ちすることなどできませんし、WEB屋いいカモでしかないです。
最低でも、「SEO」「SEM」くらいは理解しておきたいところです。
Google先生に聴けばすぐに答えが返ってくることでしょう。